前のブログで、ボクがサッカーに挫折したことを書きました
⇒⇒⇒ボクは小学生から始めたサッカーで挫折しましたサッカーから逃げました
世の中にはすでに小学生でサッカーに挫折した子供たちとその親御さんが多くいるようです
その親御さんたちと、まだお子さんがいない未来の親御さんたちのヒントになればいいなと思いこの記事を書きました
サッカーを始める年齢
サッカーを始める年齢は昔より早くなっています
ボクらの世代は小学3年生または中学から始める人が多かったです
今は幼稚園から始める子供も多いようです
田中陽子選手も幼稚園からはじめています
ボクの娘は田中陽子選手と同世代ですが、やっぱり幼稚園からサッカーを始めました
サッカーだけやらせていいのか
海外では、子供のうちはいろいろなスポーツをさせることを義務にしている国もあります
でも、フィギアスケートでオリンピックに出場するような選手は、3歳からスケートをはじめてスケート一筋できています。
そのくらいでないとオリンピックには出れないのも事実です
小学3年生で挫折する子供がいます
小学生と言っても6年生ではなく、3年生でもう挫折する子どもたちがいます
幼稚園や小学校低学年ではエース級だった子たちが3年生ぐらいで埋もれ始めます。
あるコーチの方の話によるとその理由をこうおっしゃっています
「あなたの子供は4、5、6月生まれなので体の大きさや脚の速さで今までアドバンテージがあった。
でも小学校の3年生、4年生くらいになると肉体的アドバンテージが消え始めるのです。」
「そして、親がサッカーを教えていたため他の子供たちよりも早い段階で「競技」としてサッカーに向き合っていた。
他の子は「遊び」としてサッカーをやっていた」
「でも3、4年生くらいになると「競技」に気がつく子が増えてきます。
そして今までエースだったあなたの子供が試合にも出れなくなり始めます」
親はどう導くか
「挫折した子供ほど強くなる、挫折を乗り越えることが大切」と説く指導者もいます
それはそうかなと思いますが、ボクは子供の導き方はそれだけでは無いと思います
あるスポーツメンタルトレーナーの方はこう言っています
「サッカー経験者のお父様が自分の人生とお子様の人生を重ねて話をしていないか。
少しでも重ねていると感じるのであれば、お父様とお子様のなかでの解決は難しいと感じます」
「スポーツは、楽しみや子供の成長、他者とのコミュニケーション能力の向上を目的としていることが多いと思います。
それが、子供の義務になってしまうと、重荷にしかなりません」
「人生にはいろいろな選択肢があります。
そこを助言してあげるのも保護者の務めだと思いませんか
サッカーが好きであれば休息期間をおいて、またサッカーに戻る事もあると思います」
ボクの娘も幼稚園からサッカーを始めました
小学1年生に上がる頃ですが、娘は水泳のほうが好きになり、サッカーはやめました
ボクはサッカーをやってほしかったです
女子のサッカー人口は男子より少ないので、その分トッププレーヤーになれるかもと勝手に思っていました
ただ、まだ幼稚園だったのでボクもそこまでサッカーを続けることに執着はありませんでした
でも自分の子供がサッカーをやって小学生や中学生になっていたら、その時点でトレーナーが言うように
「人生にはいろいろな選択肢があるよ」と自分の子供に接することができたか自信はありません
以上「小学生でサッカーに挫折する子供をもつ親御さんのヒントになればいいなと思い記事を書きました」でした、ありがとうございました。