今後のチケット価格は変動制 ダイナミックプライシングになる!!

今後のチケット価格は変動制 ダイナミックプライシングになる!!

ダイナミックプライシング
昨年、マリノスの自由席の価格が3倍に跳ね上がったことで話題になりました
そのシステムが価格変動制チケット(ダイナミックプライシング)です
ボクは今後のチケット価格は変動制ダイナミックプライシングになっていくと思います
そこで、ダイナミックプライシングの現状と今後について。そしてなでしこリーグのチケット価格についても書いてみます

ダイナミックプライシングとは

「ダイナミックプライシング」とは、需給に応じて金額を変動させる価格設定の仕組みのこと。エアラインやホテルなど、需要が集中する時期などを把握しやすい業界では既に一般化している。一方、スポーツ観戦チケットなどは人気カードでも消化試合でも設定価格が変わらず、人気の試合はすぐに売り切れ、不人気の試合は閑古鳥が鳴くケースが目立つ。そこで、需要が高い試合は価格を上げて収益をより確保し、需要が低い場合は値下げすることで集客する取り組みが始まっている。(出典 日経Xトレンド)

マリノスのダイナミックプライシングをはじきだした会社が「ダイナミックプラス社」です
ダイナミックプラス社は三井物産・ヤフー・ぴあの出資で設立されました

プレミアリーグとJリーグ

イングランドのサッカーリーグのプレミアリーグと日本のJリーグは1995年当時はほぼ同じの売り上げ規模でした。しかし現在のプレミアリーグはJリーグの7倍の売り上げ規模があります、特にチケットにダイナミックプライシングを投入したことで収益がアップしたとのことです

チケット価格に上限下限を決めるべきか

ダイナミックプライシングを導入するにあたって「チケット価格に上限下限を決めるべきか」という問題があります

チケット価格に上限を決めるべきか

チケット価格に上限を決めるべきか
収益を最大にするにはチケット価格に上限を設けないほうがいい、しかし日本人的感覚からするとチケットが30万円や100万円になることは「行きすぎだ」「けしからん」と映るかもしれない
実際にマリノスのチケットには上限が設けられました
しかし、「米国ではその点、ドラスチックにやっている。あくまでも収益を上げてチームを強化するのが優先。収益が上がれば、必然的にいい選手が取れる。そうすれば、ファンに魅力的なコンテンツを提供できる」(ダイナミックプラス社)。
とのこと
米のスーパーボウルでは300万円になる席もあります

チケット価格に下限を決めるべきか

では価格に下限を決めるべきかと言う問題ですが、
「基本的には0円じゃないことが重要。日本では配るという行為が文化として根付いているが、ダイナミックプライシングで収益を最大化しようと考えるなら、100円でもいいから来ていただくことをしないといけない」(ダイナミックプラス社)。
この考えにボクも賛成です
チケット収益化の視点だけではなく、「タダ券じゃないと見に行かない」という層から100円でもいいから払っていただくことがスポーツ界の特に女子サッカー界に大事なことではないかと思います

ダイナミックプライシングの心配点

ダイナミックプライシングの心配点として「金銭的に余裕がある人だけが得をする」という声があります
しかし
「売り切れで行けなかった試合が、お金を払えば行けるようになるメリットはある。全ての座席が高くなるわけではなく、安い席も用意されるので、全体として選択肢は広がる」と強調する(ダイナミックプラス社)。
ユーザーから見ると転売行為で不当に値上がりしたチケットではなく、主催者から確実にチケットを買えるという安心感はあると思います

スーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズも、19年はダイナミックプラス社と連携し、秩父宮ラグビー場の全席種のチケットをダイナミックプライシングで売り出すと決めました

なでしこリーグのチケット

ここまでダイナミックプライシングの話をしてきました。
ここまではスーパーボウルやマリノスのような人気スポーツにおいて、どちらかというと「どうすればチケットを高く売れるか」という視点でしたが、女子サッカーにおいては「チケット価格はどこまで下げればいいのか」という議論が必要だと思います
なでしこリーグのチケット価格は時として「高すぎる」「いやそんなことはない」という議論があります
そこでダイナミックプライシングを導入することで個人の感覚的な「高い安い」ではなく、チケット価格を市場原理にゆだねることができるのではないでしょうか
その結果、今より高い価格になっても仕方ないし、100円になってもそれは仕方ないと思います

サッカーチケット価格についての記事を書きました
関連記事:セールスプロモーションは20%OFFより20%UPのほうが売れる! サッカーの集客にも応用できると思います

ダイナミックプライシングの先駆者である航空チケットについての記事を書きました
関連記事:国内 格安航空券 サイトのおすすめ

以上、今後のチケット価格は変動制 ダイナミックプライシングになる!! でした。ありがとうございました。

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