ラムサール条約に熊本県荒尾干潟が登録されたのはうれしいが手放しでは喜べない理由

ラムサール条約に熊本県荒尾干潟が登録されたのはうれしいが手放しでは喜べない理由

ラムサール条約に熊本県荒尾市干潟が登録されたのはうれしいが手放しでは喜べない
今日はそんな記事を書いてみます。

2018.12.23追記:ツイッターで「今でも海苔は荒尾の特産だ」とご指摘がありました
記事では荒尾海苔が全滅したかのよう誤解を受ける記事でした。申し訳ありませんでした
ボクは荒尾市に生まれ50年前から荒尾の海岸で遊んできました、友達の家は海苔農家でした。
これからはできるだけ正確な記事になるよう気をつけます

2018.12.26追記:荒尾海苔の漁獲高の推移)漁獲量そのもののデータは見つかりませんでしたがこんなデータはありました
「ノリ養殖業者は、一九九三年度荒尾漁協四十八体、牛水漁協三十二体であったのが、二〇〇二年度には荒尾二十三体、牛水二十体に激減し、今年はさらに数体がやめる方向です」
海苔農家は1993年から10年で半減しています。
このデータにある1993年からさかのぼること1970年代、ボクらが子供の頃にはたくさんの海苔農家がいました。そのころは何軒くらいの海苔農家がいたのか知りたいところです
ボクの友達の家業も海苔農家でしたが1970年~80年に廃業してサラリーマンになりました
それからここにはないデータとして2002年からあとの現在までの16年間でどのくらい農家数が変化しているのか興味深いです

熊本県荒尾市

この前の記事でも書きましたが、先日ボクは熊本県荒尾市の実家に帰ってきました
ボクは実家に帰ったとき必ずやることがあります。
それは、子供のころ遊んだ場所や通学路を歩いてみることです
すると懐かしい景色とともに甘酸っぱい思い出がよみがえってきます
今回は、家から歩いて有明海まで行ってみました

荒尾干潟がラムサール条約に登録されていることを知ったからです
実は平成24年に登録されたらしいのですが、ボクはその時は全く知りませんでした

ラムサール条約湿地 荒尾干潟

荒尾干潟は平成24年7月3日付けで、ラムサール条約湿地に世界で2,054番目に登録されました。

日本国内の干潟の約40%が現存する有明海で初めての登録となり、また日本国内で最も干潟を保有している熊本県内でも初めての登録となります。

登録面積

754ヘクタール

保護の形態

国指定鳥獣保護区特別保護地区[下図の赤枠(荒尾干潟)の範囲]

ラムサール条約とは

正式名称

「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といいます

1971年に「湿地および水鳥の保全のための国際会議」が開催されたイランのラムサールで条約が採択されたため、「ラムサール条約」と呼ばれています。

条約登録の目的

特に水鳥の生息地等として国際的に重要な湿地およびそこに生息する動物や、生育する植物の保全の促進

海岸に到着しました

上の地図で言うと「南荒尾駅」という文字のあたりです

写真を撮ってきました
カメラのレンズが曇っていたらしく写真が曇っています。すみません
荒尾市 荒尾市

潮が満ちているので干潟は水面下です
でも水辺に水鳥がいました。

荒尾市 荒尾市

なんという鳥かは知識がありません笑

ラムサール条約に熊本県荒尾干潟が登録されたのはうれしいが手放しでは喜べない理由

上の写真を見てわかりますでしょうか?
海苔の網棚がまったくありません

有明海は海苔の産地として有名です。

この写真は、ボクが飛行機の中から佐賀湾をとった写真です
干潟の中にたくさんの海苔の網棚が見えます

佐賀は有明海苔の養殖が盛んな地域です

熊本県荒尾市も有明海苔の養殖が盛んです。荒尾海苔という呼び名もあります
でもそれは過去の話のようです。ボクが子供の頃はとても盛んでした

今は海苔の網棚は見えません。。。

おそらく、網棚があったときは、多くの人が海に入り作業をしていたため、水鳥は近寄れなかったのだと思います
今は網棚はなく人も入らず、水鳥も安心して休息に来ているのだと思います

ボクが「手放しでは喜べない」といったのは、有明海苔の産業がひとつ消えた代償にラムサール条約に登録されたと思うからです
でもラムサール条約に登録されたからには、水鳥と水鳥たちが安心して休息できる場所を守り続けてほしいと思います

地元のボクやボクの親は荒尾市がラムサール条約に登録されたことを知りませんでした

有明海苔ってどうやって作るの?という記事を書きましたので、もしよろしければそちらも読んでみてください
関連記事:有明海苔はどうやってできるか知ってますか?

以上になります。それでは、ありがとうございました。
もしよろしければ下のボタンでシェアお願いします

地域カテゴリの最新記事