アディダスの3本ラインの商標はすごいです 他社は訴えられないように注意して!

アディダスの3本ラインの商標はすごいです 他社は訴えられないように注意して!

adidas

知的財産(特許など)はボクの仕事の一部なのでその知識を使って記事を書きます

今回はアディダスの商標のお話です

前回のブログ「アディダスの3本ライン商標は強い! アディダス対プーマ・パトリック・マークバイ他」で、アディダスの3本ライン商標の話をしました

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前回のお話をおさらいすると

前回のブログでは、アディダスの3本ライン商標の強さを説明するのに
訴訟などの判例を使ってお話ししました

そこでわかったのは、アディダスの3本ラインの商標はとても強いということ、

3本ラインのみならず他社の2本ライン4本ラインにも権利侵害で勝っているということです

アディダスの3本ライン商標

ところで前回の記事でも言いましたが、みなさん「3本ライン商標」の証書を見たことないと思います。

ボクも見たことありませんでした

そこで、特許庁のデーターベースからアディダスの3本ラインの商標の証書を調べてみました

まず、アディダスが日本で持ってる商標権は3本ライン以外の商標も含めると全部で195件所有していました

その中で3本ラインの商標は9件です

権利としては昭和49年ごろに届け出されたものが多いです

けっこう古いですが100年前というわけでもないですね

実際の商標図面を紹介します


商標の図面を見た感想

正直おどろきました、

ほんとうに3本のラインだけで権利がとれているんですね

靴やウエアの絵もありますが、そのほかは本当に3本のラインだけです

知的財産のセオリーとして図面がシンプルであればあるほど権利は強くなります

3本ラインのクルマも訴えられるのか

じゃあ、「トヨタがクルマの側面に3本ラインをデザインしたらアディダスから訴えられるのか」

さてみなさんはどう思いますか

実はそんなことはありません

商標は特許庁に届け出するときに商品分野を指定しないといけません

アディダスの3本ラインは全て「靴やウエア」を指定しています

なので、トヨタのクルマが3本ラインをつけたとしてもアディダスはトヨタを訴えることはできません

まとめ

みなさん「特許」という言葉は聞いたことあると思います。

特許の権利期間は20年です

20年すぎたら権利が消滅するのでだれでもその特許を使っていいです

商標も権利期間がありますが、権利満了前にお金を払えば権利を延長することができます

これを繰り返せば永遠に権利を延長することができます

そのため商標権は永久権利といわれています

 

アディダスは3本ラインの靴やウエアを作る他社メーカーを積極的に訴訟しています

2本ラインの靴や4本ラインのウエアメーカーにも訴えを起こしていて、勝訴しています

2本3本4本ラインの靴やウエアを販売するとアディダスに訴えられる可能性がありますので注意してください

関連記事:アディダスの3本ライン商標は強い! アディダス対プーマ・パトリック・マークバイ他

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